動画配信者に勧めたい一生モノのマイク、2万円代で劇的に音質を改善する「Blackout Spark SL」(BCN)

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【木村ヒデノリのTech Magic #016】 リモートワークの普及で自ら動画配信を始める人が増えているが、コンテンツの質を上げるために映像にこだわる人はいても、音声に重きを置く人はなかなかいないのではないだろうか。あまり注目されていないが、動画を見るときに不快感を抱く原因は映像よりも音声にあることが多い。  今回、紹介する「Blackout Spark SL(以下、Spark SL)」はトップメーカーが動画配信用途に推しているマイクだ。2万円弱と少し高めだが手が届く価格で圧倒的な音質改善を約束してくれる。発売は2017年だが、ニーズが出てきたので再度スポットを当てたいと思う。   ●プロ向けマイクロフォンメーカーの高コスパコンデンサーマイク  Spark SLは米カリフォルニア州に本社を置くBlue Microphonesの製品だ。同社はカプセル交換でマイク特性を変更できる「Bottle」という真空管マイクロフォンで一躍有名になった企業で、ハイエンドマイクには70万円を超えるものもある。こう聞くとおいそれと手が出せないメーカーのように思えるが、実はコンシューマー向けに低価格・高品質なマイクもラインアップされている。  元々はApple社の後押しを受けて、音楽録音ソフトで使用するためのUSBコンデンサーマイクを開発したのがコンシューマー向けマイクを作るきっかけだった。USBケーブルだけで接続できるコンデンサーマイクは好評で、今もコンピューターと親和性の高い製品を多く開発している。  中でもYetiシリーズは、ポッドキャストや動画配信をおこなうユーザーに広く支持されている。実は筆者もYetiを使っており、便利だと感じた部分もあった。だがやはりコンデンサー部が小さいためか音質に不満を感じていた。      一方でSpark SLは感度だけとっても音質の差も歴然で、Yetiが4.5mV/Paなのに対して34.9mV/Paと7.7倍になっている。動画撮影時に使用すると明瞭でとても聞き取りやすく、また高音から低音までの成分を余すところなく録音できている印象だった。Yetiも手軽でいいが、価格は1万8000円弱とそれなりにする。対してSpark SLは2万5000円程度なので、これくらいの金額差なら断然Spark SLが良いというのが使ってみた感想だった。  

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(2020/08/14)