北海道十勝で「大自然」と「おもてなし」の贅を融合したアウトドアの旅を提唱するMoving Inn。誕生の裏側を開発ディレクターに直撃(MOTA)
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Moving Innのディレクターを務める吉岡 太郎さん(以下、吉岡さん)に新しいサービスがどうして生まれたのか、なぜレンタカーとトレーラーハウスの2種類をサービスとして用意したのか、話を伺った。
Moving Innは、トヨタ ハイエース・ランドクルーザー市場シェア1位の最大手「FLEX(フレックス)」と、放送作家の小山薫堂氏率いる企画会社「オレンジ・アンド・パートナーズ」による合弁会社。
『移動するホテル』をコンセプトに『従来の車中泊のイメージを一新する、あらゆる場所での快適な宿泊体験を提供したい』という想いからスタートした。
そして第一弾として北海道を拠点に、その想いを実現。まるでホテルのような仕様など、オリジナルで特別なクルマの貸し出しを行っている。
ベースに選んだのはもちろんハイエースとランドクルーザー。ハイエースは、一般的なキャンピングカーよりも運転のハードルが低く、なおかつ車内スペースを広く確保できる。またランドクルーザーは、ハイエースだと躊躇するような道無き道を走破するような旅を可能としてくれるというのが選ばれた理由だ。
■就寝に特化したクルマを開発
レンタカーは、FLEXが得意とするハイエース・ランドクルーザーの車両製作技術やノウハウをふんだんに投入。快適な車中泊ができ、自由な旅に最適なクルマを造り上げることができた。
ハイエースのベッドにはシモンズ社製のベッドマットを使用。ホテル同様の快適な就寝ができるように仕立てるなど、アウトドアファンのみならず、幅広い層に受け入れられるキャンピングカーが出来上がった。
また子供たちが記憶に残るような宿泊体験ができるルーフテント付きや、ペット同伴でも使用できるハイエースなど、車中泊をより豊かにするバリエーションも用意している。
■1日1組限定。タイヤの付いたホテル
またMoving Innはキャンピングカーの他に、1日1組限定のトレーラーハウスによる宿泊施設『晩成グランドスイート』も提供している。太平洋を望む丘の上というロケーションながら、トイレやシャワーはもちろん使用可能。まるでホテルの一室を切り出したかのような快適性を実現している。
「トレーラーハウスの目の前には海が広がっています。波音に耳を傾けながら、薪で沸かす露天風呂やサウナもご利用いただけます。夜になれば満天の星空や、月明かりが海に