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　宝塚歌劇団は１４日、兵庫・宝塚大劇場の花組新トップスター・柚香光（ゆずか・れい）の本拠地トップお披露目公演「はいからさんが通る」の１６日までの公演中止を、３１日まで延長すると発表した。同公演では、７日までに出演者８人、スタッフ４人の計１２人が新型コロナウイルスに感染（いずれも無症状または軽症）したと発表していた。 　入団７年目までの出演者で行われる新人公演については、同劇場での代替日程の公演も見送ることが決定した。同公演の延期または中止の決定は計９度目となる。歌劇団は「ご観劇を心待ちにしておられたお客様にご心配とご迷惑をおかけしますことを、改めてお詫びいたしますとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪。９月１日以降の予定については、決定次第、公式ＨＰで案内するとした。 　また１７～２５日に予定していた梅田芸術劇場メインホールでの雪組公演「炎のボレロ」「Ｍｕｓｉｃ　Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ！―Ｎｅｗ　Ｓｐｉｒｉｔ―」も見合わせると発表。今公演については、稽古中の出演者１人から新型コロナウイルスへの陽性反応が確認されたため、チケットの一般前売を見合わせていた。代替日程での公演実施の可否を検討しており、歌劇団は「決定次第、ホームページにてご案内いたします」としている。

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(2020/08/14)