前田健太、米50勝!メジャートップタイ3勝目 5年目で初めて出来高満額ゲットも見えてきた(スポーツ報知)

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◆インターリーグ ブルワーズ2―12ツインズ(12日、ミラー・パーク)  ツインズの前田健太投手(32)が12日(日本時間13日)、敵地のブルワーズ戦に先発。6回2/3を2失点で今季メジャートップタイの3勝目を挙げ、日本人投手8人目の通算50勝をマークした。今季のペースを162試合に当てはめると34先発、202イニングとなり、8年契約5年目で自身初の出来高満額獲得の可能性も見えてきた。  過去2年連続ポストシーズン進出のブルワーズも、ツインズ先発・前田の前に序盤は手も足も出なかった。4回2死までパーフェクト。5回まではわずか50球、1安打無失点。イエリチの右前安打しか許さなかった。その中でもチェンジアップの切れ味が抜群で15アウト中、7つはこの球種で打ち取った。試合前に捕手ガーバーと話し合い「要求通り、しっかり投げられた」とマエケン。ガーバーも「スライダー、チェンジアップが非常に良かった」と絶賛した。  打線もテンポの良い前田の好投に呼応。7月26日のWソックス戦に次いで2度目の2ケタ得点の援護で悠々と白星を手にした。7回2死から、この日初の四球でイニング途中での降板。「しっかり打ち取って7回を終えたかった」と反省しつつも「どんどん打ち取ることができてよかった」と余韻に浸った。  新天地で4戦3勝と早くも欠かせない戦力になった。「試行錯誤しながら、いいところを出せている。投手コーチ、捕手ともいろいろ話して、いい結果につながっている」と自己分析した。メジャー5年目で節目の50勝に到達し「特別考えもしなかった」と通過点を強調も「年々、成長できてる感じはある。こっちに来て今が一番いい状態」と胸を張った。先発に固定されなかった過去3年間のドジャース時代に比べ、首脳陣の信頼の厚さを感じている。  バルデリ監督も試合前に「何よりも平均をはるかに上回る先発だから」と獲得理由を挙げていたが、試合後は「今夜のケンタは魔法のようだった」と、その判断の正しさを確信するように目を丸くした。  この日でメジャートップタイとなる3勝目(12人)。このペースを本来の162試合に換算すれば34先発、202イニングとなる。60試合制ながら出来高制の契約は、162試合制に勘案する方針だけに、このままいけばメジャー5年目で初の満額獲得になる可能性が濃厚となってきた。

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(2020/08/14)