【全米プロ】23歳の日系人コリン・モリカワがメジャー初制覇 芸術イーグルで激戦に終止符(東スポWeb)

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【カリフォルニア州サンフランシスコ9日(日本時間10日)発】ゴルフのメジャー「全米プロ」(TPCハーディングパーク=パー70)は、1イーグル、4バーディーの64で回って算14アンダーまで伸ばしたコリン・モリカワ(23=米国)がツアー通算3勝目でのメジャー初制覇を達成した。ロサンゼルス出身でプロデビューから1年の23歳が〝カリフォルニア・ドリーム〟を実現した。  モリカワの優勝が決まるわずか1時間ほど前には通算10アンダーで6人が並ぶという大接戦だった。その状況で14番パー4をプレーしていたモリカワは、フェアウェーから残り149ヤードの2打目をグリーンに乗せられない。  だが、花道からの3打目をチップインさせてバーディーを奪って混戦から一歩抜け出した。なかなか追いつける選手がいない中で11アンダーにしたのは、メジャー初制覇を狙う43歳のベテラン、ポール・ケーシー(英国)だった。336ヤードの16番パー4でティーショットをバンカーに入れながらも2打目を1メートルにつけてバーディーを奪う。  しかし、この直後に次の組で回ったモリカワが勝負を決めるスーパーショットを披露する。ドライバーを振り抜いたティーショットは花道に着弾すると、そのままピンに向かって転がって2メートルにワンオン。すぐ横の17番ティーにいたケーシーに強烈なインパクトを与えた。  モリカワは軽いスライスラインのイーグルパットを真ん中から沈めると小さくガッツポーズ。通算13アンダーとして、これで勝負を決めた。  名門カリフォルニア大バークレー校で経営学を専攻し、卒業後の昨年6月にプロ転向。6戦目の「バラクーダ選手権」で初優勝するなど、デビューから22試合連続予選通過はタイガー・ウッズ(44=米国)の「25」に次ぐ記録。  もっとも予選落ちした次の試合となった「ワーカデイ・チャリティー」では優勝。2度目の予選落ちをする前に2勝目を挙げたのも、ウッズ以来の快挙だった。  身長175センチの日系人。今大会前までの平均飛距離は296・3ヤードで110位も、フェアウェーキープ率とパットの貢献度(ストローク・ゲインド・パッティング」で1位となったモリカワが、飛ばし全盛ともいえる時代のメジャーを制した。

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(2020/08/10)