渡辺明2冠が初の名人獲得あと1勝 第6局は14日(日刊スポーツ)

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将棋の渡辺明棋王・王将(36)が8日、初の名人獲得にあと1勝とした。 7日からの2日制で東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われていた第78期名人戦7番勝負第5局で、初防衛を目指す豊島将之名人(竜王=30)を下し、これで対戦成績を3勝2敗とした。 【写真】藤井聡太棋聖に敗れ、額に手をやり感想戦で対局を振り返る渡辺明棋王 この日の夕食休憩後、先手8一飛成と勝利を目指した豊島に対し、名人戦初登場の渡辺が後手8二銀と持ち駒を打ち込んで冷静に対応。その後も手堅い受けで、相手の攻撃を封じた。 先月16日に棋聖を失い、2冠に後退したばかり。第6局以降に勝てば、名人戦での3冠復位が見えてきた。順位戦B級2組在籍で、名人戦への挑戦権を争うA級在籍経験がまだない5代目中学生棋士の藤井聡太棋聖(18)を除けば、加藤一二三・九段(引退=80)谷川浩司九段(58)羽生善治九段(49)に続き、中学生棋士4人がそろって名人を獲得することになる。 渡辺がスンナリ、名人を手にするか。豊島が3勝3敗に追いついて最終第7局までもつれ込むか。第6局は8月14、15日、大阪市「関西将棋会館」で行われる。

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(2020/08/08)