国連「古いエアコンをどうにかしないと人類は自分自身を蒸し焼きすることになるよ」(ギズモード・ジャパン)

【リンク先抜粋】
ほとんどのエアコンメーカーはもうフロン(CFCs)を使用していませんが、ハイドロフルオロカーボン(HFCs)と呼ばれる、二酸化炭素の最大1万1700倍も温室効果がある工業用化学物質に取って代わられてしまったことが問題なのだとか。つまり、エアコンが気候変動をとんでもなく悪化させるために、より多くの人々がエアコンに頼らざるを得なくなるってわけです。世界の指導者たちがこのサイクルを断ち切らない限り、不幸な負のループが生み出される可能性があるということになります。背筋だけは凍りそうな話ですね…。 2019年に各国政府はモントリオール議定書のキガリ修正案を採択し、HFCの使用を段階的に廃止することで合意しました。この修正案が実行されると、気温上昇を0.4℃も抑える可能性があるそうです。現時点で、100カ国が修正案を批准していますが、アメリカ、インド、中国などの温室効果ガス大量排出国を含む世界の95カ国がまだ修正案に署名していないようです。 私たちは、HFCだけじゃなく二酸化炭素や黒炭素の排出も減らして、必要なエネルギーも少ない持続可能な化学冷媒に切り替えることで、エアコンをより効率的に動かせる技術を持っています。報告書によると、2050年までにエアコンの効率を2倍にすれば、世界中で1,300ギガワットの電力を節約できるとのこと。これは、中国とインドを合わせた2018年の石炭火力発電の全容量に相当するそうです。

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(2020/08/08)