プロ初“ハット”達成の前田直輝が4発固め打ち!名古屋が6-2と浦和に大勝!(SOCCER DIGEST Web)
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J1リーグは8月8日、第9節の7試合を開催した。豊田スタジアムで行なわれた名古屋グランパスと浦和レッズの一戦は6ー2で、ホームチームの大勝となった。
リスタート前後にコロナウイルス陽性者が出るなど対応に追われた名古屋だったが、試合では好調をキープ。前節の柏レイソル戦こそ0-1で今季初黒星を喫したものの、直後のルヴァンカップでは清水エスパルスに3-0と快勝するなど、手堅い守備と、多彩な攻撃パターンは健在だ。
試合ではそんなチーム力を遺憾なく発揮した名古屋が前半から猛威を振るう。
前半の立ち上がりこそ浦和にペースを握られるものの、9分、10分、18分と続けてゴールを決め、9分間で3点を先行する。
先制は、左サイドからのボールに反応した前田直輝が至近距離からシュート。1度はGKに防がれるものの、こぼれ球を収めると落ち着いてゴールに流し込む。さらに10分、左サイドのマテウスがグラウンダーのパスを供給すると、これに反応した前田が、タイミングを合わせてジャストミートし2-0。さらに18分に左CKからシミッチがヘディングで合わせて3-0とする。
さらに名古屋の攻勢は続き、G・シャビエルのパスに抜け出した前田がGKとの1対1を制して4-0。前田は前半だけで3得点。さらに自身プロ初のハットトリックを達成した。
前半終了間際にはクリアボールを繋ぐと、右サイドで受けたG・シャビエルが自ら持ち上がり、そのままシュートを決め5-0として前半を折り返した。
大きくリードを許した浦和は、ハーフタイムに3枚替え。槙野智章、関根貴大、武藤雄樹を投入する。すると48分エリア内でパスを受けたレオナルドがDFに囲まれるなかも粘り強くゴールに押し込み、一矢報いる。レオナルドは3試合連続得点となった。
しかし直後にG・シャビエル、金崎夢生と繋がれ、最後は走り込んできた前田に得点を許し、6-1と再びリードを広げられてしまう。76分、左サイドで仕掛けた関根が敵陣深くまで侵入。ライン際からラストパスを供給すると、ゴール前で受けたレオナルドが右足を振り抜きこの日2点目を記録し、6-2と4点差とする。
しかし、最後は名古屋がしっかりとゴールに鍵をかけ、4点差のままで試合終了を迎えた。
名古屋は12日にルヴァンカップ・グループステージ突破を賭けてホームで川崎フロンターレと対戦。