ネルシーニョ監督の采配“ズバリ的中”の柏が先制も、横浜が魅惑のパスワークで同点! ポゼッション対カウンターの熱戦は1-1のドロー(SOCCER DIGEST Web)

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 J1リーグの横浜F・マリノス対柏レイソルが8月8日、日産スタジアムで行なわれ、1-1のドローに終わった。 【PHOTO】チームの歴史が一目でわかる!横浜F・マリノスの「歴代集合写真」を一挙紹介!  序盤は、横浜が自慢の細かいパスワークで波状攻撃を仕掛け、一方でそれを受けた柏は鋭いカウンターを狙った。6分には最終ラインの裏を突いたオルンガがフィニッシュまで持ち込み、10分には江坂任が鋭いシュートでゴールを脅かした。  しばらく横浜のポゼッション対柏のカウンターという構図で一進一退の攻防が続いたが、飲水タイム後からは横浜が柏のカウンターを未然に防げるようになっていく。次第にホームチームが敵陣に押し込むようになると、マルコス・ジュニオールが31分と45分に際どいミドルを放つ。惜しくもゴールは生まれなかったが、迫力ある猛攻だった。  スコアレスで後半に入ると、柏は瀬川祐輔に代えて戸嶋祥郎を投入し、守備時は4-3-2-1のシステムにシフトした。劣勢の前半を受けて、ネルシーニョ監督が早々に動いた。落ち着きを取り戻した柏は、守備から攻撃に上手く転じられるようになる。  すると62分、柏が均衡を破った。左サイドの裏にロングボールを送り込み、先に相手DFにカットされそうになったがクリアミス。そこを見逃さなかったオルンガがボールを奪い返し、ゴールまでドリブルで一直線に持ち込む。最後は相手GKとの1対も冷静に制した。  猛攻を仕掛けながらも痛恨すぎる先制点を許した横浜は攻勢を強めた。しかし、3ボランチに変えた柏の守備も安定していて、なんとか崩し切ったかと思えば、GK中村航輔のビッグセーブに阻まれしまう。  それでも横浜は果敢に波状攻撃を仕掛け続け、ようやく78分に相手ゴールをこじ開けた。オナイウ阿道(60分にエジガル・ジュニオとの交代で途中出場)が天野純とパス交換しつつペナルティエリア内に侵入して、そのままシュートを放ち、ゴール左に同点ゴールを決めた。  その後は、横浜はポゼッションで、柏はカウンターでチャンスを作るも、互いにゴールを奪えず、試合は1-1でタイムアップ。ドローに終わったものの、ネルシーニョ監督の采配がズバリ的中して先制した柏に対し、横浜は魅惑のパスワークで同点弾と、見応えある熱戦だった。 取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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(2020/08/08)