【鹿島】1G1Aのハイパフォーマンスも、和泉竜司は「ここからが勝負」と満足せず(SOCCER DIGEST Web)

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[J1第9節]鹿島2-0鳥栖/8月8日/カシマ  2-0で完勝を収めた鳥栖戦で、途中出場の和泉竜司は待望の移籍後初ゴールを挙げた。 【PHOTO】チームの歴史が一目でわかる!鹿島アントラーズの「歴代集合写真」を一挙紹介!  69分、永木亮太のクロスを染野唯月がヘッドで折り返す。これを受けた和泉は正確な胸トラップでボールを収め、落ち際を左足シュートで豪快に突き刺した。 「折り返しは準備していた。(ボールが)自分のところに来てくれて、ヘディングという選択肢もありましたが、胸トラップからしっかりシュートに持っていけて流し込めた」  さらに80分には、勝負を決定づける2点目もアシスト。敵陣エリア内で染野からのヒールパスを受けると、シュートを打てる可能性もあったが、「エヴェ(ラウド)に出したほうが確率が高い」と判断。丁寧な横パスでエヴェラウドの得点をお膳立てした。  前節の大分戦の勝利に続き、今節の鳥栖戦も勝点3を掴んだチームは、これで今季初の連勝を達成。1得点・1アシストの活躍で大きな貢献を示した和泉は、表情を引き締めてこう言った。 「鹿島に来て初ゴールだし、ホっとしている部分もありますけど、まだまだここからが勝負。チームとしても、この順位にいてはいけないと思う。当然、得点もそうですし、それ以外の部分でも、スタートで出ようが途中で出ようが、全員がチームの勝利のためにやり続けることが大事。個人的には満足していないし、ここから先が本当に大事かなと思う」  これまでにも決定機に絡む場面はあったが、なかなか決め切れなかった。ようやく目に見える結果を手にした和泉が、調子を上げてきたチームをさらに勢いづかせるような活躍を見せられるか。期待したい。 構成●サッカーダイジェスト編集部

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(2020/08/08)