新事実が判明!マーベルはシャンチーとマンダリンをサノスよりも先にMCUデビューさせるつもりだった(IGN JAPAN)

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     マーベル・スタジオの重役と仕事上の付き合いがあった人物による新発売の書籍によると、同社は中国市場と中国人投資家にアピールするために、2012年の『アベンジャーズ』のポストクレジットシーンにシャンチーとマンダリンを登場させるつもりだったという。この2人のキャラクターをフィーチャーする映画『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)』は2021年5月の公開予定になっているので、もし『アベンジャーズ』に彼らが登場していたら、2人のMCUデビューが現在の予定より10年近くも前に実現していたことになる。 10年前の中国は映画の世界ではまだ新興市場であった。ハリウッドは当時、作品を将来有望な中国で上映しようという熱気に満ちていた。しかし、中国人のオーディエンスにアピールし、映像作品で国益を追求し映画コンテンツの審査・規制を行う中国当局とうまく折り合いをつけるためには、何らかの調整が必要だった。 中国に事業拠点を置いているDMG Entertainment Motion Picture Groupの元社長であるクリス・フェントンは『Feeding the Dragon』という新刊の中で、当時マーベル・スタジオの最高執行責任者(COO)を務めていたティム・コナーズがDMGに打診し、中国政府を説得してマーベル映画を中国市場に進出させるために同社の協力を求めていたことを記している。 「Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)」画像・動画ギャラリー フェントンは書籍の中で、現在ブリザード・エンターテイメントのシニア・バイス・プレジデントに就任したコナーズが当時、DMGと交渉する様子を明かしている。コナーズはDMG側の負担により、DMGが中国の視聴者向けに『アベンジャーズ』に適切な変更を加えるというアイデアについて「良いニュース」があると話していたという。 「我々がよく多くの資金を出すという仮定のもとで、(マーベルは)『アベンジャーズ』のエンディングに中国市場向けのティザーを作るチャンスを(DMGに)提供していた」とフェントンは記述する。「それによって、我々はマンダリンとシャンチーのうち、1人のキャラクターを登場させて宣伝することができる。どちらにするかは我々の判断次第だった」

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(2020/08/08)