紙と鉛筆で医療機器ができてしまった!(ギズモード・ジャパン)

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Proceedings of the National Academy of Sciencesの7月号に掲載されたこの研究は、どの家にもあるいたって普通の紙と鉛筆を使って、心拍数や呼吸数、グルコース濃度、体温、はたまた発汗状況までモニタリングできたというのです。紙と鉛筆で何もかもを知るなんて、そんなこっくりさんじゃあるまいし。と、思ったらやはりタネがありました。グラファイトです。鉛筆の芯に使われるグラファイトは電気信号を読み取ることができます。 肌に装着、付着するタイプの医療端末は、各種成分をトラッキングでき、かつ柔軟性のある素材が電極として使われます。今回の実験では、鉛筆で線を書いた紙が電極代わり。鉛筆で描く線は従来の金属製の電極と同じデザインを使いました。この紙を肌に巻き、ケーブルでパソコンに繋いでデータを見るという仕組み。 結果、数値の精度が高かったのはグラファイト含有量93%の鉛筆。ヘルストラッキングという機能だけではありますが、紙と鉛筆がスマウォ代わりになるなら安いもんです。紙と鉛筆は、お絵かき以外にも使える!と気づいたのは、今回の研究ばかりではありません。例えば、2015年には鉛筆で描いた線を使ってモノの柔軟性(どこまで曲がるか)を計測するという研究がありました。

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(2020/08/08)