【埼玉】昨秋関東8強の西武台 5回コールド発進(スポーツ報知)

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◆高校野球代替大会 ▽埼玉1回戦 西武台13―0大宮光陵(8日・川口市営球場)  昨秋の関東大会8強で埼玉大会準Vの西武台が、5回コールド勝ちで好スタートを切った。初回、1番の福田慶太(3年)の中前安打を手始めに6安打を集めて6点を先制すると、2回以降も着実に加点。先発したエース左腕・増田優真(3年)は直球、カーブなどの変化球で緩急をつける持ち味を生かした投球で3イニングを投げて打者9人を無安打、5奪三振と完璧な内容。4回以降も2投手の継投で相手打線を1安打に抑えて完封した。小松大空(そら、3年)主将は「初戦は入りが大事だと思っていた。(初回に)福田が粘り強く打ってくれて流れが来てくれた」と仲間をたたえた。 【一覧】全国の代替大会結果  昨秋の関東大会は準々決勝で優勝した高崎健康福祉大高崎(群馬)に2―3で9回サヨナラ負け。センバツには同じ8強ながら埼玉Vの花咲徳栄が選ばれ、関東2番目の補欠校にとどまっていた。88年春以来の甲子園は手の届くところまで来ていただけに、夏への思いはどの選手も強かった。そんな時、コロナ禍に襲われた。4、5月は自宅待機となり自主練習に。夏の甲子園大会の中止の報を受けた河野創太監督(38)は「選手に声をかけるのも難しかった」と振り返る。小松も「悔しい思いでいっぱいでした」と打ち明けた。  代替大会へ気持ちを切り替えようとしたが、「3年生のモチベーションが下がっていた」と河野監督。そこで選手の意識を高める狙いも込めて、大会前の7月24日、高崎健康福祉大高崎との練習試合を組んだ。毎年行っているというが、今回は例年と意味合いが違う。昨秋の関東大会と同様に接戦にもつれ込み、またしても2―3で9回サヨナラ負け(8回からタイブレイク)。「がく然としました」と河野監督は悔しがったが、集大成の大会へ気持ちを高めるには貴重な試合となった。  今大会は2年生のレギュラーを外して、3年生だけでメンバー20人を構成する。1番を打った福田は昨秋、レギュラーではなかった。2番手で登板した左腕の青木朋哉(3年)は昨秋メンバー外も、一冬越えて成長。河野監督は「指先の感覚はいい。活躍は万々歳です」と新戦力の台頭を喜んだ。東西南北の各地区を勝ち抜いた4校がメットライフドームに集い、優勝を争う埼玉大会。「1、2年の思いも背負ってやっていますし、支えてくれる方々もたくさん

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(2020/08/08)