札幌第一が決勝進出、山田が1失点完投/南北海道(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<高校野球南北海道大会:札幌第一4-1札幌大谷>◇8日◇準決勝◇札幌円山 南北海道大会は8日、準決勝が行われ、札幌国際情報と札幌第一が決勝進出を決めた。 札幌第一は札幌大谷に4-1で勝利。夏の道大会決勝は甲子園出場の12年以来。昨夏南大会準優勝の札幌国際情報は駒大苫小牧に9-5の逆転勝ちで、初の道大会制覇に王手をかけた。9日、札幌円山で決勝が行われる。    ◇   ◇   ◇ ふがいない投球はもうできない。札幌第一エース右腕、山田翔太がマウンドで躍動した。3回途中7失点で降板した立命館慶祥との準々決勝から中1日。抜群の修正力で被安打5の1失点で9回完投。白星を引き寄せた背番号1は「前回は自分が崩れて打線に助けてもらった。今日は自分の投球で流れをつくりたかった」と思いを話した。 短期間で本来の投球を取り戻した。制球が不安定で甘く入ったところをことごとく打たれた前回登板から改善を図るため、前日7日には菊池雄人監督(48)が「秘密特訓」と語る練習に励んだ。通常メニューに加え、外野のポール間を3往復するメニューを追加。体にキレが生まれたといい、この日は直球のほか、スライダーやカーブの変化球も低めに集めた。「球のキレが前回よりも良くなった」と山田。三振は6個だが、12個のアウトを内野ゴロで奪う丁寧な投球で札幌大谷打線を手玉に取った。 12年以来の南王座を狙う決勝は昨秋地区3回戦で敗れた札幌国際情報が相手。主将も兼ねる山田は「昨日のミーティングでも勝って笑って終わろうと確認し合った。全力プレーで粘り強く戦って借りを返したい」と闘志を燃やした。【浅水友輝】 ▽札幌第一・菊池監督 今日は山田がよく投げてくれた。立ち上がりからしっかり投げてくれた。最後、笑って終わりたい。 ▽札幌第一・山田主将 去年だと苦しい展開になるとミスが出たけど、今年は踏ん張れる。札幌国際情報は打線が良く、クリーンアップは特に警戒したい。自分たちの野球をやりたい。 ▽2回無死一、二塁、先制の適時二塁打を放った札幌第一・川口 3年生は最後。足を引っ張らないようにしたい。 ▽札幌大谷・船尾隆広監督(49) (言葉に詰まりながら)大変な状況の中、いいチームにしてくれた。正直つらかったと思う。なんとか優勝で終わらせてあげたいと思っていたので悔しいです。 ▽準々決勝北海戦で守備時に右肩亜脱臼を負う

続きはこちら

(2020/08/08)