前田健太、6回3失点に「粘り強く投げられた」…救援陣が崩れメジャー50勝目お預けも好投キラリ(スポーツ報知)

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◆インターリーグ パイレーツ6―5ツインズ(6日・PNCパーク)  ツインズの前田健太投手(32)が、6日(日本時間7日)、敵地でのピッツバーグ戦に先発。6回3安打3失点で3勝目の権利を残し交代したが、救援陣が崩れて逆転サヨナラ負け。メジャー通算50勝はお預けとなった。  9回、パイレーツの代打ニューマンの中前打で走者2人が生還した瞬間、前田の開幕3連勝とメジャー通算50勝が消えた。中継ぎ陣の乱調で2点のリードを守り切れず、ツインズがサヨナラ負け。連勝は「6」で途絶え、8月初の黒星がついた。それでも右腕は「状態は良くなかった中、投げながら修正して粘り強く投げられた。いい登板だった」。  デーゲームだったため事実上、中3日半のマウンドで、若干疲労があったというが、スライダー、チェンジアップを駆使し、熟練の投球をみせた。抜群の身体能力で好守も披露。ダイソン、フレイジャーの俊足打者が試みたセーフティーバントを、ともに素手で処理し一塁へ好送球。「アスリートの動き。体のコントロール、俊敏さ。メジャーでも、あのプレーが出来る投手はそういない」とバルデリ監督も舌を巻く。  惜しまれるのは2回だ。モランに内野安打を許した後、レイノルズの右前打、続くポランコの同点3ランは、共に初球のカーブを痛打されたもの。3球で3失点し、「簡単にストライクを取りにいったのが、もったいなかった」。球数80球中で2球だけ投げたカーブが失点になったが続く打者16人に安打を許さず(1四球)、試合をつくった。「こんな日もある。(3ランの後)ズルズルいかず、その後、しっかり抑えられたのは良かった」。チームはサヨナラ負けも、開幕以来好調をキープする前田の安定した好投がキラリと光った。(一村 順子)

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(2020/08/08)