渋野、2カ月欧米遠征へ「目標は5大メジャー制覇」(日刊スポーツ)

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女子ゴルフの渋野日向子(21=サントリー)が6日、リモート会見し、メジャー3大会を含む、2カ月余りの欧米遠征を行うと明かした。13日開幕のスコットランド女子オープン、2連覇が懸かる今季メジャー初戦のAIG全英女子オープンから、全米女子プロ選手権(10月8~11日、米ペンシルベニア州)終了後まで帰国しない予定。9月のANAインスピレーションを含めたメジャー3大会出場を優先させる。「5大メジャー制覇」という壮大な目標に、1歩でも近づく決意だ。 【写真】リモート会見に臨む渋野 日本を2カ月余り離れる人生最長の遠征を控えても、画面の中の渋野は無邪気な笑顔を振りまいていた。新型コロナウイルス禍が続く英国、米国で最大7試合に出場を見込む。リモート会見の冒頭で「コロナの状況は不安なところもある」と、唯一表情を曇らせた。だが、すぐに「今の自分は、米ツアーで頑張りたいという思いがすごく強い。その自分の思いに、うそをつきたくなかった。難しいかもしれないけど、私の目標は5大メジャー制覇」と力を込めた。 昨年のAIG全英女子オープンを日本人42年ぶりに制したことで、今年のメジャー全大会の出場権を持つ。滞在中、10月までに3大会が行われる。加えて、全英の前週に行われるスコットランド女子オープンに、主催者推薦で出場する。全英後は米国に渡り、2週間の自主隔離を経てANAインスピレーションに臨む。全米女子プロまで期間は空くが、結果を残し、その間の米ツアーにも推薦出場を目指す。 当初、今年は日本を主戦場とし、米ツアーの予選会に出場して来季の本格参戦を見据えていた。だがコロナ禍で予選会は中止。「(出場試合で)優勝するしか来年の米ツアーに出る手段が今はない。『だったら挑戦しないと』という思いがすごい強かった」と最大7試合の中で優勝し、来季の米国行きをつかむ決意だ。 7月末にこの決断を下すまで「本当に悩みました」という。最大の理由はANAインスピレーションと今季の国内メジャー初戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(岡山)の日程が重なったことだ。出身の岡山での大舞台に「地元で頑張りたいという思いもすごく強かった」。それでも「日本で戦っても世界で戦っても、私は変わらない。勇気や笑顔を与えられるようなプレーができたら」。昨年以上の笑顔を心がけることを誓い、冒頭以外、最後まで会見でも笑顔を振りまいた。

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(2020/08/07)