「この世界の片隅に」すずのような戦時中の暮らしを紹介、ナレーションに細谷佳正ら(コミックナタリー)

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こうの史代原作による劇場アニメ「この世界の片隅に」を題材にした番組「#あちこちのすずさん~教えてください あなたの戦争~」が、8月13日22時から放送される。その番組にて、同映画の主人公・すず役を演じたのん、すずの夫・周作役の細谷佳正、義理の姉・径子役の尾身美詞ががナレーションを担当することが発表された。 【写真】左から細谷佳正、周作。(メディアギャラリー他3件) 戦時中を力強く生き抜いた 「この世界の片隅に」の主人公・すずのような人たちのエピソードを集め、アニメやイラストとともに2018年に「クローズアップ現代+」、2019年に「NHKスペシャル」で紹介し、大きな反響を得た「#あちこちのすずさん」キャンペーン。今年も「#あちこちのすずさん」と題した投稿を呼び掛け、「お弁当の思い出」「空襲の下の青春」など、ごく普通の人たちの戦時中のエピソードをアニメにして紹介する。3人はこのアニメの中でそれぞれナレーションを担当する。なおエピソードは特設サイトにて募集されているほか、ハッシュタグ「#あちこちのすずさん」をつけてTwitterやInstagram に投稿することでも応募できる。 また、のんと尾身からはコメントも到着。のんは「直接会ったことはないけれど、私達とあちこちのすずさんは繋がっている。途端に愛情が湧いて思い入れができると、戦争があったことが心の奥深くにズシンと重く落ちてきました。自分の今いる日本で起きたことなのだと心で感じられたことで、やっと目を背けずに考えられるようになりました。あちこちのすずさん達の思い出を、大切に 読ませていただきたいと思います」と意気込みを語り、尾身は「戦争で犠牲になった人たちの後ろには、1つ1つの人生があったことを感じながら、8月を過ごしていただければうれしいです。自分たちと何ら変わらない1人の人間が歩んでこられた75年の日々を想像してみてください」と呼びかけた。なお同番組に先がけ8月9日15時50分からは映画「この世界の片隅に」がNHK総合にて放送される。 のんコメント 私は、すずさんを演じさせていただくまで戦時下にあった日本の状況を、違う世界のお話のように感じていました。映画やドラマなどでは触れたことはある。頭では本当にあったことだとわかっていながら、実感が沸かなかった。けれど、このあちこちのすずさんでは、当時を生きていた

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(2020/08/06)