豪ヴァージン、737に機材統一 日本就航頓挫も(Aviation Wire)

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 経営再建中のヴァージン・オーストラリア(VOZ/VA)を傘下に持つヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは、現地時間8月5日に再建計画を発表した。4種類ある機材をボーイング737型機の単一機種に統一するほか、従業員を3分の2に削減することで、コスト圧縮を図る。また、傘下のLCCタイガーエア・オーストラリア(TGG/TT)は運航を停止する。  同社の機材は737と777-300ER、エアバスA330-200型機、ターボプロップ機のATR72型機の4機種で、このうち737以外を廃し、長距離国際線の運航を中止。国内線と近距離国際線に集中する。  同社は夏ダイヤが始まる3月29日から、ブリスベン-羽田線の運航を開始する予定だった。長距離機材の廃止により、日本就航が頓挫する可能性がある。  現在の従業員は約9000人で、約3分の1に当たる3000人を削減する。残り6000人は雇用を維持し、将来的には8000人規模に回復する見通しを示してい。  傘下LCCのタイガーエア・オーストラリアは、運航を停止。市場回復時の再就航に備え、AOC(航空運送事業の許可)は保持する。  豪ヴァージンは、中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、日本の民事再生手続に当たる「任意管理」に入り、事実上の経営破綻状態となった。その後、米投資会社のベイン・キャピタルに買収され、経営再建を進めている。

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(2020/08/06)