阪神終盤に守備のミス続出 9連戦初戦で重い1敗(日刊スポーツ)

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阪神が9連戦の初戦で何とも重い1敗を喫した。一時は1点差に迫ったが、終盤に守備のミスが続出。首位巨人との差を詰めたい一戦だったが、終わってみれば5点差をつけられ、逆に6ゲーム差に突き放された。矢野監督が8回の守備で、2つの適時失策がついた場面を振り返った。 【写真】8回、坂本の投ゴロを二塁へ悪送球する馬場 矢野監督 (8回無死一、二塁から野選と悪送球した)馬場は(二塁に)いいボールを投げなあかんし。(その後の1死二、三塁ではじいた)聖也(木浪)は勝負せなしょうがないから。チャレンジして、あれでしかアウトにならない。勝負した結果なのでオレは仕方ない、と。馬場のところはどうしても状況判断、タイミングが合わなくて慌てて投げたのかな。 6回にサンズの2ランで1点差に迫り、逆転への勝機を探りたかったが、狙い通りにはいかなかった。 序盤から苦しい展開を強いられた。先発ガルシアが序盤、坂本と北村にバックスクリーン弾を浴び主導権を握られた。菅野との投げ合いで、5回3失点は重かった。ガルシア自身、中日時代の18年から甲子園で先発した試合はこれで12戦0勝4敗。なぜか聖地で勝てない「甲子園の怪」がこの日も左腕にのしかかった。8月の3試合はいずれも、先発投手が1回に1発を浴び、先手を許している。 打線も菅野の高めに浮いた変化球を捉えられない場面が目立つなど、得点はサンズの2ランにとどまった。 矢野監督 そんなに(菅野の)状態がいいというふうには見えなかったんでね。前半にもっと点を取れないのは大きいかな。もちろん、投手がゼロに抑えてくれるに越したたことはないが、勝負にいく結果なので。打線の仕掛けがもっと早くっていう方が、俺の中ではあるかな。 菅野の甲子園先発ゲームは通算17試合で1度も4点以上取れず、2勝13敗2分けとなった。相手エースを崩せず、再び借金1。5日も敗れれば、首位巨人とのゲーム差は7となり、今季ワーストに並んでしまう。サンズに1発が出て、4番大山、5番ボーアもマルチ安打を記録した。5日先発の藤浪を何としても打線が援護し、勝利を呼び込みたい。【松井周治】

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(2020/08/04)