桜島 市街地側の住民避難は(KKB鹿児島放送)
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桜島の大規模な噴火により中心市街地への大量の軽石や火山灰を想定した住民避難の図上訓練を鹿児島県鹿児島市が初めて実施しました。訓練は警察や消防、市の職員などおよそ60人が参加しました。
桜島の噴火警戒レベルが5に引き上げられ、大量の軽石や火山灰が対岸の鹿児島市街地に降ることを想定して、桜島の住民や市街地側の住民の避難誘導や交通整理の手順などを確認しました。桜島で大正噴火級の大規模な噴火が起こった場合、風向きによっては市街地側に大量の軽石や火山灰が1メートル程度積もると想定されていてライフラインが止まるなど最大で20万人に影響が出るとされています。
鹿児島市は避難勧告地域の住民を地域ごとに周辺の15の市と町に避難させる計画で近隣自治体との連携を確認していました。鹿児島市は今後、課題などを検証し大量の軽石や火山灰への対応計画に盛り込むとしています。