サンゲツ(8130)、7期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.7%に! 年間配当は7年で1.5倍に増加、2021年3月期は前期比0.5円増の「1株あたり58円」に(ダイヤモンド・ザイ)
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サンゲツは、2021年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年8月4日の13時40分に発表した。これにより、サンゲツの配当利回り(予想)は3.73%となり、「連続増配期間」は"6期"から"7期"に更新される見通しとなった。
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サンゲツが発表した2021年3月期の配当予想によると、2021年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「29円」、期末配当(3月)が「29円」、合計の年間配当額は「1株あたり58円」となっている。
サンゲツの2020年3月期の配当は「1株あたり57.5円」だったので、前期比で「0.5円」の増配となる。今回の増配発表によって、サンゲツの配当利回り(予想)は3.73%となった。
サンゲツはこれまで、「新型コロナウイルス感染症の業績に与える影響が予想困難」なことから、配当予想を「未定」としていた。しかし、業績の進捗と、2020年5月26日に公開した「中期経営計画」において「資本政策として安定増配を念頭に決定する」としていることを勘案した結果、今回の「増配」が決まった形だ。
●サンゲツの過去10期の配当の推移は?
■サンゲツ(8130)の過去10期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2012/3
37.5円
2017/3
52.5円
2013/3
39円
2018/3
55.5円
2014/3
37.5円
2019/3
56.5円
2015/3
41.3円
2020/3
57.5円
2016/3
47.5円
2021/3
58円
(予想)
サンゲツは2015年3月期以降、連続増配を継続しており、2021年3月期の配当予想「1株あたり58円」が予想通りに実施されれば”7期連続増配”を達成することになる。
また、サンゲツ
の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2014年3月期から2021年3月期までの7年間で、サンゲツの年間配当額は「1株あたり37.5円」から「1株あたり58円」まで、1.54倍に増加している。
参考として、サンゲツ
の株価も確認しておこう。サンゲツの株価は、2014年3月の終値が1354.5円、本日(2020年8月4日)の終値が1551円なので、現在は2014年3月よりやや高い水準で