ベラ・ハディッド、ファッション界の人種差別について非難 「彼らはフロントローに座っていても、受け入れられているとは感じていない」(ハーパーズ バザー・オンライン)
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ハディッドはまた、近年、絶えず不満を口にしているファッション業界内の黒人の友人や仲間たちへの共感を強調した。
「次のシーズンになると、黒人の友人がまたひとりヘアストレートナーで髪を焼かれたり、メイクアップアーティストはすべての肌タイプのメイクをする訓練を受けているわけじゃないから、彼らは自分でメイクアップしないといけなくなったりするのではないかと私は心配するの」と彼女。「黒人の友人が、そういう不満な気持ちを持つのがイヤ。彼らはたとえフロントローに座っていても、受け入れられているとは感じていない。私たちの業界は表現と個性が大事であるはずなのに、現実は、多くの人がまさにその違いによって差別されているのよ」
5月にBlack Lives Matterのデモが復活した時、ハディッドはインスタグラムで、NAACP(全米黒人地位向上協会)のLegal Defense Fund(法的擁護基金)に寄付するとシェア。また、アメリカの警察の手による多くの黒人の死に正義を求めてデモや寄付を行っている人々を支持することも言及した。
「私はずっと人種差別について話を聞いているわ。そのことを理解して、自分を教育しているの。正義を求めて電話したり寄付したりもしている。今週、友人が怪我したり命を落としたりしていないか連絡をとっているわ。もし今日、そして毎日、黒人コミュニティと連帯して立ち上がらないのなら私をフォローしないでください。黒人の命や声、そして彼らのコミュニティは大事」と書いていた。
ファッション業界内の人種差別をソーシャルメディアで訴えている有名人は他にもいる。モデルのジョアン・スモールズは、権力を持つ人々が行動を起こし、組織的な人種差別に加担しないよう、呼びかける文章を書いた。パブリシストのサンドリン・チャールズは『Teen Vogue』編集長のリンジー・ピープルズ=ワグナーと組んで、ファッション界を代表する存在になり、地位向上を目指す400人以上の黒人の組織「Black in Fashion Council」を立ち上げている。