あおり運転“ガラケー女”に間違われた女性が、ネット上の「匿名の加害者」と闘った1年を追う(ザテレビジョン)

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8月22日(土)の「テレメンタリー2020」(毎週土曜深夜4:30-5:00[日曜朝4:30-5:00]、テレビ朝日系)は、「拡散~“ガラケー女”と呼ばれて~」を放送することが分かった。 【写真を見る】SNSの誹謗(ひぼう)中傷の投稿を見る山田ミカさん(仮名・30 代) 人違いにも関わらず突然、犯罪者扱いされ、ネット上にさらされた山田ミカさん(仮名・30代)が、誹謗(ひぼう)中傷した「匿名の加害者たち」を割り出し、法的責任を追及していった、1年間に及ぶ闘いを追う。 2019年8月に茨城・常磐道で起きたあおり運転・暴行事件。車を運転していた男性と一緒にいて、暴行を制止することなく携帯電話で撮影していた女性は、ネット上で“ガラケー女”と呼ばれて非難の的になった。 その後、ネット上では「“実名”(ガラケー女)の顔です。見つけたら通報しましょう」「ガラケー女、“実名”不細工でワロタ。さっさとこいつも捕まえろ」「死ね」「ブス女早く男と一緒に捕まれ~」など、女性を特定したかのようなデマ情報が流された。 しかし、ネット上で誹謗中傷にさらされた女性は、実は事件とは全くの無関係だった。 突然、犯罪者扱いをされ、ネット上で実名・顔写真を拡散されたミカさんの生活は一変。仕事や家族への影響、外出もできない日々を送ることになった。1年たった今でも、誹謗中傷の書き込みの一部はネット上に存在し、被害は続いている。 そんなミカさんは、デマを書き込み、拡散した「匿名の加害者」の責任を追及しようと、弁護士と共に闘うことを決意。 数千件の匿名の投稿者を割り出す作業を始め、さまざまな壁が立ちはだかるものの、確実に投稿者にたどりついていく。追及の手が迫っていることを知り、自ら名乗り出て謝罪してくる投稿者も100人以上あらわれた。 ミカさんを取材した映像からは、悪意に満ちた投稿、拡散以外にも、安易な気持ちで無自覚のまま「加害者」になっているネット社会の危うさが浮かび上がってくる。 事件からちょうど1年、2020年8月にはミカさんが裁判に訴えた投稿者に初めて判決が下り、他の投稿者への責任追及は続いている。 ミカさんの闘いに密着取材することで、現在も繰り返されるネット中傷、デマ拡散による悲劇の闇を伝える。 制作はテレビ朝日。担当プロデューサー・須田光樹、大黒和典。担当ディレクター・梅澤茉莉

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(2020/08/04)