“自己否定ばかりしてしまう”10代 きっかけは親の言葉(TOKYO FM+)
【リンク先抜粋】
――このリスナーのメッセージ
【書き込みしていいものか迷いつつ書き込みします。私は小さいころから、いろんな人に比べられて生きてきました。主には父親です。友達はもちろん、テレビに出てる人や犬とも比べられてきました。何なら今でもたまに言われます。それを聞く度に私は胸が苦しくなり、「ほんとに私のことを愛してくれてるのかな」と思ってしまいます。比べられて生きてきたからか、いつの間にか自己否定ばかりするようになっていました。自己推薦文も書けません。長所なんて1つも見えなくて、見えるのはいつも短所だけ。でも普段の父親はいい人で、去年の夏には地元の夏フェスに有給を使って連れていってくれた事もありました。そういう面があるからこそ、より一層自分が全部悪いと感じています】
さかた校長:書き込みを読ませてもらったけど、お父さんに比べられてきたのはいつぐらいからなの?
リスナー:小学校3、4年生くらいからだと思います。
さかた校長:言われ始めたころのことは覚えてる?
リスナー:小学校のときはあまり気にしてなかったんですけど、中学校に上がってからすごく気にするようになってしまいました。
さかた校長:だんだん言葉の意味とかがわかってきたのかな?
リスナー:そうだと思います。
こもり教頭:どんなことを言われるの?
リスナー:友達やテレビに出ている同年代の人と比べて、「この人はこんなに頑張っているのに、なんでお前はそんなに怠けているんだ?」と言われました。
こもり教頭:それは日常的な生活面から言われるの?
リスナー:そうですね。
さかた校長:それは……いまも続いているの?
リスナー:頻度は減ったんですけど、たまに言われます。
さかた校長:お父さんに「嫌だ」と伝えたことはあるの?
リスナー:一度言ったことがあるんですけど、父親には笑ってごまかされてしまいました。なので父親は、あまりこのことを重く受け止めていないと思います……。(父親のことが)嫌いなわけではないんですけど、「比べられる」と思うと怖くて逃げてしまいます。
さかた校長:そうか……でもそういう部分で傷ついて、それが重なってきたんだね。
リスナー:はい。