【巨人】菅野智之「痛いです!」右足打球直撃も気迫の続投で負けなし6勝目…坂本勇人が先制V弾で通算3000塁打達成(スポーツ報知)
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◆JERAセ・リーグ 阪神2―7巨人(4日・甲子園)
巨人は投打がかみ合い、阪神に勝利。甲子園、ナゴヤDのロード6連戦を白星発進した。
【写真】初回、坂本の先制弾でチームは勢いに乗った
先手を取ったのは巨人だ。初回2死、坂本がバックスクリーンへ先制ソロをたたき込んだ。今季7号で節目の公式戦通算3000塁打を達成した。
3回1死、若武者が続く。北村がバックスクリーンへプロ1号の一発をかっ飛ばした。星稜、亜大と名門で主将を務めてきた男の一発に、ベンチの士気は最高潮に達した。
2点リードの5回2死一、二塁では丸がレフト前にタイムリー。小刻みに加点し、リードを3点に広げた。
先発した菅野はコースを丁寧に突く投球。6回にはサンズに2ランを浴びたが、リードを守り切った。
G党がヒヤリとしたのは7回先頭だ。梅野の打球が菅野の右のすね付近を直撃した。菅野は一塁に送球し、アウトを奪うが、マウンド上で倒れ込んだ。トレーナーに支えられながら治療のためにベンチへ戻る。しかし、菅野は治療を終えると走ってマウンドに向かい、気持ちの強さを見せた。
エースの気迫に打線も呼応。1点リードの8回には先頭の北村が中前安打で出塁すると、代走に俊足の増田大を起用。二盗を成功させ、流れを呼び込み、相手のエラーや大城の2点適時打も飛び出てこの回4点と突き放した。
先発した菅野は7回を6安打2失点と好投し、これで今季は両リーグで勝利数トップの6勝0敗。痛みにも負けず、菅野がエースの仕事を全うした。
巨人・菅野「痛いです!(笑い) 気温も高かったですし、厳しいマウンドでしたが、最低限の仕事はできたと思います。伝統の一戦と言われる中で、初戦を取れたのは大きい」