クラスター発生受け 仙台市の高齢者施設でコロナ感染対策強化 暑さでさらに困難に(KHB東日本放送)

【リンク先抜粋】
高齢者施設ではどのような課題を抱えているのでしょうか。仙台市青葉区にある高齢者施設です。 担当者は「ただでさえ対策が難しい部分があったのに、この暑さがそれをさらに困難にしている」と話していました。 青葉区にある特別養護老人ホーム「エコーが丘」です。この施設には約そ80人が入居しているほか、20人ほどがデイサービスを利用しています。 こちらの施設では、県内で感染者が確認された2月以降、利用者に風邪などの症状が出た場合は、他の利用者と接触させないため、部屋を分けるなど様々な対策を徹底してきました。 さらに5月からは施設内にウイルスを持ち込まないように新たな面会方法を取り入れました。 鈴木奏斗アナウンサー「この施設では『ウェブ面会』と言って、ビデオ会議システムを使って利用者と家族の方が会話できるようにしています。こうすることで、外からウイルスが入ってくるリスクを下げているということです」 施設長の高田さんは、市内の高齢者施設でクラスターが発生したことを受け、対策をさらに強化すべく検討を進めていますが、難しさを指摘しています。 特別養護老人ホームエコーが丘・高田洋樹施設長「認知症の症状をお持ちの方で、今のコロナの状況やマスクを着ける意味合いの理解が難しい方がいる中での感染対策なので、マスクを着け続けるのが難しい」 この施設では認知症の利用者に、根気強くマスクの着用を呼び掛けてきましたが、夏を迎えてマスクで顔が暑くなったり息苦しさを感じて外してしまう人も増えているということです。 また、食事する際の席を半分に減らし、利用者同士の距離を確保していますが、耳が遠い人が多く目を離すと近づいて大きな声で会話をしてしまうこともあると言います。 特別養護老人ホームエコーが丘・高田洋樹施設長「職員が何度も声掛けをしたりとか理解をしていただくところで非常に苦慮しているところ。目の前にあるできること一つひとつをやることしか、今僕たちにはできない」

続きはこちら

(2020/08/04)