新型コロナの混乱をチャンスに変えチームを飛躍させられるリーダーとは?(後編)(ダイヤモンド・オンライン)

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 新型コロナ禍で混乱するビジネスの現場において、リーダーは何を考え、どう行動すべきか。2020年6月に『どう伝えればわかってもらえるのか? 部下に届く 言葉がけの正解』(ダイヤモンド社)を出版した、コミュニケーションデザイナーの吉田幸弘氏と、著書『できるリーダーは、「これ」しかやらない』(PHP研究所)が10万部を突破した、研修トレーナーの伊庭正康氏。企業向け研修などで数多くのリーダーを育成してきた2人の専門家による緊急対談を実施。後編では、コロナ禍においてリーダーが部下に指し示すべきことついて語っていただきました。(取材・文/平 行男、撮影/熊谷章) 【この記事の画像を見る】 ● 1on1ミーティングで不安を引き出す  ――前編では、部下とのコミュニケーションがリーダーの最大の悩みだということでした。ではどう解決すればいいのでしょうか?  伊庭正康(以下、伊庭) たとえば、定期的な1on1ミーティングを行って部下の話を聞くという方法があります。その際に質問することは三つ。一つは、「今働いている環境で不安はないか」、二つ目は「仕事の進め方で不安はないか」、三つ目は「キャリアのことで不安はないか」。これを週1回15分くらいかけてちゃんとやれば、メンバーの不安を払拭できます。コロナ禍で業務量が減っている会社は特に、今のタイミングが1on1をしっかりやるチャンスだと思います。  ただし、リーダーに質問スキルがないと、15分が地獄のようにつらい時間になってしまうかも。それこそ吉田さんの本を読んで、正しい言葉がけを身につけるといいと思います。たとえばこの本の8項目めの『「いつまでによろしく」ではなく「いつから始める?」が有効』とか、26項目めの『支配型リーダーシップから支援型リーダーシップへ』などは参考になります。  吉田幸弘(以下、吉田) 支援型リーダーシップは部下たち一人ひとりの自主性を重んじつつ、成長を促すリーダーシップです。そこではリーダーはあくまでも補佐であり、主役は部下。1on1ミーティングをする際も、自分が管理をするためではなく、部下のためにやるものだと、自分も部下も認識することが大事です。

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(2020/08/04)