「トランプには逆らえない」TikTok創業者が全社員への手紙で訴えた胸中(BUSINESS INSIDER JAPAN)

【リンク先抜粋】
この数カ月、当社はさまざまな苦難の渦中にいます。皆さんもこの数日で多くの噂や憶測を耳にしたでしょう。現状、TikTokの米国事業は対米外国投資委員会(CFIUS)に強制売却されるか、米政府に事業を禁止される可能性があります。 政治、世論の環境が複雑さを増し、一部の市場でバイトダンスに対する外部圧力が高まっています。数週間、私たちはどうすれば最良の結果を得られるか、昼夜にわたって残業も厭わず議論を重ねてきました。その詳細はこの手紙では明かせませんが、従業員の皆さんと同じ方向を向くため、自分の考えを伝えさせてください。 CFIUSは当社が2017年末に行った(米動画アプリ企業)「musical.ly」買収に関する調査を実施し、我々は1年近くにわたって、調査に協力してきました。 バイトダンス側は一民営企業だと繰り返し主張し、数々の技術ソリューションを用いて米側の懸念の払しょくに努めてきましたが、CFIUSはTikTokの米事業売却を譲りませんでした。バイトダンスは一貫してユーザーデータの安全およびプラットフォームの中立性と透明性を確保してきたため、我々はこの決定を受け入れられませんでした。 しかし、現在の環境を考慮した場合、我々はCFIUSの決定と米大統領の命令に向き合わざるを得ないと同時に、あらゆる可能性を検討しました。そうして当社はあるテック企業と協業に向けて初歩的な協議を行い、TikTokがアメリカのユーザーにサービスを続けるための方法を模索しています。 解決方法を探る中で、バイトダンスは以下の3点を考慮しました。 1、ユーザー TikTokはまさにバネッサ(TikTokの米ゼネラルマネジャー)が動画で伝えたように、バイトダンスの商品にとどまらない、世界のユーザーのコミュニティーです。だから、私たちははこの「資産」を死なせる選択肢はありません。私たちはあらん限りを尽くして、他に替わる存在のないTikTokを守り、TikTokのユーザーエクスペリエンスが何ら影響を受けないようにしたいです。 2、チーム TikTokは多くの人材を引き付けています。社内の仲間たちの努力の結晶であり、従業員の皆さんにとっては仕事であり事業です。今回の危機に対応しているアメリカの社員へのプレッシャーは増大する一方で、私はいつも、彼らが米国企業で働いていれば、このような苦しみを味

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(2020/08/04)