自動車開発向けDXソリューションでアプトポッドとテラデータが協業。Excelによるデータ集計と手作業の非効率を追放へ(Impress Watch)

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 アプトポッドと米国Teradataの日本法人となる日本テラデータ(以下併せてテラデータ)は8月4日、自動車開発向けデジタルトランスフォーメーションソリューションで協業すると発表。同日、共同でオンライン記者説明会を開催した。 【この記事に関する別の画像を見る】  両社によれば、アプトポッドが提供する「intdash(イントダッシュ)」とテラデータが提供する「Teradata Vantage(テラデータ バンテージ)」を連携させ、自動車メーカーが自動車を開発する際に車両からのデータ収集を容易にし、その収集したデータを分析することが、これまでよりも効率的にできるようになるという。  例えば、路上における車両試験から上がってくるデータの整理を、従来はExcel(PCの表計算ソフト)や手作業で行なっていたが、クラウド上において自動で行なえるようにして、より効率よくデータの分析ができるようになるという。 ■自動車の開発にもデジタルトランスフォーメーションの波が。そのために両社が協業  日本テラデータ インダストリアルサービス事業部事業部長 石井誠人氏は「自動車の開発でも、新型コロナ以前からMaaSなどの進展によりデジタルトランスフォーメーションへの取り組みが進んでいる。今回両社は共同で自動車メーカーなどに対して画期的なソリューションを提供していきたい」と述べ、この取り組みにより、自動車メーカーの開発プロセスのデジタルトランスフォーメーション(業務プロセスなどのデジタル化のこと)を加速していきたいとした。  アプトポッド 代表取締役社長 坂元淳一氏は「自動車などでは制御信号やセンサーなどにより1秒間に数千から数万のデータが生成されていく。それを確実にサーバーに運ぶ仕組みのミドルウェアとしてintdashを提供している。今回さらにテラデータさまと提携することで、そのデータより容易に分析することなどが可能になる。今後は自動車メーカーだけでなく、産業向けのIoTやロボットなどの課題も解決できるようなソリューションを提供していきたい」と述べ、両社が共同して取り組むことで、自動車メーカーの開発プロセスの効率化を加速していき、それを自動車だけでなく、他の産業向けにも提供していきたいとした。 ■車両からのデータを効率よくサーバーに送る「intdash」  アプトポッド ソリュ

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(2020/08/04)