【びわこボート・GIびわこ大賞】〝日本最速男〟馬場貴也がまくり差しで地元GⅠ初制覇(東スポWeb)

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 ボートレースびわこのGⅠ「開設68周年記念 びわこ大賞」(優勝賞金1000万円)は4日、第12Rで優勝戦が行われ、5号艇・馬場貴也(よしや・滋賀=36)がまくり差しで、地元GⅠ初制覇! 今年2回目、通算41回目の優勝を決めた。  前日の準優戦で1号艇ながら敗れたことを糧に〝日本最速男〟が帳尻合わせの極上ターンを決め。出足を大事にしてレース足重視で仕上げた相棒31号機は大一番で機2連対率65%の機歴に沿う威力を発揮。まくりを決めたかに思われた3号艇・君島秀三の内を一気に突き抜けた。「最後に自分らしいターンができました。優勝戦を前に水面を見たら、びわこらしい北東の風が吹いていたので、心配をしたけどレース本番は落ち着いていたので思い切って行けた」と本人も自画自賛のターンだった。  SG2冠の身ながら、なぜかGⅠ制覇歴がなく、地元GⅠでは幾度となく壁に跳ね返されてきたことがいつしかプレッシャーになっていた。「何度挑戦してもダメだったので諦めていた部分もあった」と吐露する。地元タイトルへの思いの大きさゆえ、ピットに引き揚げてきた時にはうっすらと涙を浮かべていた。「地元の先輩たちが喜んでくれているのを見て本当に良かったと思った。今大会は選手班長も務めていたので無事に大会を終えられて、そして自分も結果を残せて良かった」と安堵の表情を見せた。  昨年も夏場からリズムアップに成功して年末のSG「GPシリーズ」制覇につなげられたことを自覚している。それだけに「今回のGⅠ制覇を利用してこの勢いを年末までつなげたい。突っ走りたいです!」。最後は晴れやかな表情で今年後半戦の躍進を予告した。  ※ばば・よしや=1984年3月26日生まれ、滋賀支部の93期生。2003年11月のBR三国でデビュー。07年4月のびわこタイトル戦で初優勝を果たした。12年1月26日、BRびわこの優勝戦で日本最速レコードとなる1分42秒2を記録し。ボートファンの間で〝日本最速男〟として広く知られる。SG優勝2回、GⅠ優勝1回を含めて通算41Vの強豪レーサー。

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(2020/08/04)