京産大、4か月ぶり練習再開…打倒天理大へ伊藤鐘史新監督「ここからが勝負」関西大学ラグビー(スポーツ報知)

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 関西大学ラグビーAリーグの京産大は4日、京都市北区の同大学グラウンドで、新型コロナウイルスの影響で3月30日から休止していたチーム練習を約4か月ぶりに再開した。  この日は朝練習の筋トレを行い、夕方練習は体の可動域を広げる運動やソーシャルディスタンスを保ったパス練習など。10月10日の同リーグ開幕へ向けて再出発した。今季就任したOBで元日本代表ロックの伊藤鐘史監督(39)は「寮に戻ってきた選手たちの笑顔を見ると、うれしい気持ちになりました。あの笑顔はオンラインでは出ない笑顔」と喜んだ。  フランカーの田中利輝主将(4年)=東海大大阪仰星=は「4か月間、集まりたくても集まれなかった。4か月ぶりに集まることができて、ラグビーができて楽しかった。高い意識を保ち、精度を高めていけたらと思います」。この日は約50人が練習に参加。2人部屋だった寮が感染対策のため1人部屋になったため、あと29人の選手が受け入れ態勢が整い次第、戻って来るという。  活動休止中の4か月間は、各自がランニングやジムで筋トレをしたり、ジムに行けない場合は自宅でポリタンクに水を入れて20キロの重りを2つ作り筋トレをしたりと工夫。ZOOMトレーニングや全体ミーティングを含め、週5回はオンラインでつながっていた。  チームは今季、2月末に始動したが、3月に京産大生らの間で新型コロナ感染が広がり、大学が同30日から全ての課外活動を禁止。その期間は最終的に9月20日まで延長されたが、ラグビー部は今後に向けた計画書を大学に提出し、練習再開の前倒しの許可を得た。  47年間チームを率いて全国大学選手権4強に7度導いた大西健前監督(70)=現相談役=が昨季限りで勇退。バトンを受けた伊藤監督、元木由記雄GM(48)、広瀬佳司バックスコーチ(47)=以上、新任=、田倉政憲FWコーチ(53)の元日本代表選手がズラリと並ぶ豪華スタッフで指導にあたる。新監督は「『いついかなる場合もチャンピオンシップを目指す集団であること』、『何事にも学生らしく一生懸命ひたむきに取組むこと』という2つの理念。そこは不変です」と恩師の志を引き継ぐ。  既に他チームは大半が練習を再開しており、リーグ開幕まで約10週間。伊藤監督は「ここからが勝負。4週間でコンディションを上げて、6週間で専門的な部分の強化。世の中や大学の状況に合わせながら

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(2020/08/04)