大阪・吉村知事「まず避難優先を」 新型コロナ禍の風水害備え…対策訓練(産経新聞)

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 新型コロナウイルスの再拡大が続く中、大阪府は4日、本格的な台風シーズンを前に台風の直撃を想定した対策訓練を実施した。吉村洋文知事や各部局の幹部職員約30人が参加し、災害の際の行動予定をあらかじめ時系列で決めておく避難行動計画「タイムライン」の検証のほか、感染防止のため陽性者専用の避難所を確保する手順などを確認した。 【表】避難所での感染対策 「想定外」だった点  訓練は平成30年9月の台風21号に匹敵する非常に勢力の強い台風が2日後に最接近する想定で実施した。  吉村知事は、各部局から台風の進路予測や感染者の状況、所管施設での対応などの報告を受け、自宅療養者のために設置した専用の避難場所などで早期に受け入れ準備を始めるよう指示した。府内に自宅療養中の陽性者が約230人いることを踏まえた。  また、府民に対し、ハザードマップの確認のほか、避難所に自ら持ち運ぶためのマスクや消毒液、体温計を準備しておくよう呼びかけた。  訓練後、吉村知事は「(新型コロナの)感染者には、特別な避難所を設置したい」と災害時の対応姿勢を強調。府民に「自治体の情報を確認の上、コロナの心配よりまず避難を優先してもらいたい」と述べた。  感染拡大を受け、府は6月に「3密(密閉、密集、密接)」を避ける対策を盛り込んだ避難所運営のマニュアルを策定している。

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(2020/08/04)