菅笠の材料カサスゲ刈り取り 高岡の栽培支援グループ(北日本新聞)
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高岡市福岡地域特産の菅笠(すげがさ)の材料、スゲの栽培を支援するグループ「SUGET(スゲット)」が4日、同市福岡小学校近くの学校スゲ田で栽培しているカサスゲを刈り取った。
スゲットは毎年、同校児童に地元の伝統文化を学ぶ学習の一環としてスゲの刈り取りなどを指導。今年は、新型コロナウイルス感染防止のため児童の参加を見送った。
この日はメンバー9人が菅笠をかぶり、鎌を使って丁寧にスゲを刈り取った。メンバーの片原和夫さんは「子どもたちがいないのはやっぱり寂しい。来年は一緒にできたらいい」と話した。
収穫したスゲは、約1メートルの長さにそろえ、天日干しした。1週間ほどかけて乾燥させ、菅笠の生産に役立てる。