多国籍詐欺集団を摘発 静岡など4道県警、口座不正開設容疑など(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 だまし取った金の入金口座を不正に開設したり、詐欺の被害金と知りながら受け取ったりしたなどとして、浜松東署と静岡県警国際捜査課、北海道警、島根県警、熊本県警などの合同捜査班は4日午前、詐欺や組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、関東在住の多国籍外国人による詐欺グループの摘発に乗り出した。容疑が固まり次第、メンバー4人を逮捕する方針。捜査関係者への取材で分かった。  捜査関係者によると、グループはナイジェリアや米国など多国籍の外国人らで構成されているとみられる。使用目的を偽って2019年秋ごろ、金融機関で口座を開設し、キャッシュカードをだまし取ったり、女性がだまされて振り込んだ被害金と知りながら、口座から引き出された現金200万円を受け取ったりした疑いが持たれている。  このグループは会員制交流サイト(SNS)で米国軍人の男女などを装い、財産譲渡を持ち掛けたり、女性に恋愛感情を抱かせたりして現金をだまし取る手口の詐欺事件に関与しているとみられ、被害者は全国に及ぶという。恋愛感情を逆手に取り、現金をだまし取る手口は「国際ロマンス詐欺」とも呼ばれ、近年、社会問題になっている。  捜査関係者によると、口座はだまし取った金の入金口座に利用し、200万円は「国際ロマンス詐欺」の被害金とみられる。4人は口座開設や現金受け取りなどの役割分担をしていたという。背後には海外を拠点にした犯罪組織が存在する可能性もあるといい、合同捜査班は実態解明を進める。

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(2020/08/04)