プロ野球、感染急拡大なら打ち切りも! 米大リーグの危機的状況「明日は我が身」 ソフトバンク長谷川に続き1軍スタッフ陽性(夕刊フジ)

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 ソフトバンクは3日、1軍の30代のチームスタッフ1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったと発表した。2軍調整中だった長谷川勇也外野手(35)の感染を受け、1軍一斉のPCR検査で安全を確認したうえ、4日の楽天戦(楽天生命パーク)に臨むはずが、事態は大きく暗転。中止の可能性が出てきた。このまま全国で広がる市中感染の波が球界まで及んでしまえば、米大リーグが開幕早々から陥っている危機的状況を後追いすることになる。  ソフトバンクは3日、福岡市内で全体練習後、楽天6連戦に向けて仙台入り。だが同夜の緊急会見で、三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)は4日の試合について、「明確に影響がないと、われわれの方ではまだ言い切れない。主催球団の事情があるので、勘案しながら判断されると思う」と開催を明言できなかった。  首位を快走するチームが、見えない敵に急襲された。  開幕後では初となる選手のコロナ感染が1日に判明。陽性となった長谷川が通うファーム施設は1軍の選手やスタッフも利用しており、濃厚接触者の特定が間に合わないことから、2日の西武戦(ペイペイドーム)は急きょ中止となった。  長谷川は2軍調整の身だったが、PCR検査は1軍を優先。全選手、首脳陣、スタッフら87人分の検体のうち、たった1件の陽性反応が安全の前提を覆すことになった。1軍以外の検査結果は4日以降に判明する予定。山口県岩国市の由宇球場で4-6日に予定されていた広島との2軍戦3試合もこの日、中止が発表された。  今後も新たなコロナ陽性者が出るたび、各球団は地域の保健所から濃厚接触者の特定を受けたうえで、試合開催の可否を判断することになる。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長はこの日、「市中感染が広がっていることもあり、保健所の方もすぐには疫学調査に取り掛かれない状況にあると認識しました」と話した。全国的な再流行により、調査のリソースが奪われている現実が浮き彫りに。調査に時間がかかるほど、中止せざるを得ない試合が増えていくのは不可避だ。  また、井原局長は「皆さん、ガイドラインに従って、かなり厳しく対策を取っていただいていたが、このウイルスは簡単には対応できない。リスクのあるウイルスだと改めて認識を強くした」とも語り、警戒感をあらわにした。ソフトバンクでは球場案内のアルバイトスタッフにも感染者が出て、オリッ

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(2020/08/04)