自ら作って「夢」を実現 BS朝日「オトナの楽園 昇太秘密基地」(8月5日(水)午後10時)(夕刊フジ)

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 【週間BSマップ】  落語家はインドアなイメージが強いですね。いや、インドアというか、家や居酒屋で飲んだくれているイメージでしょうか。私が「お酒飲めないんです」と言うと、どれだけ「えー! 落語家なのに~?」と言われてきたことか。  私はインドアな側面もありつつ、学生時代は一人旅大好きで、ニュージーランドを自転車で旅したことあるのですよ。お酒を飲まない一人旅。「そんなことするようには見えないね~」などといわれるのですが、皆さん、着目点が甘いですな。落語家らしいのは“一人旅”ってところですよ。だって、協調性がないから落語家になってるんですから!  毎週水曜日午後10時から放送されているのが、落語界の大先輩、春風亭昇太師匠が出演する「オトナの楽園 昇太秘密基地」です。昇太師匠が子供の頃からの夢“秘密基地”を作っていくという番組です。なんと、約2000坪の小高い山をまるまる使って、誰もが一度は憧れた秘密基地を、自分たちの手でイチから作りあげていきます。5日の放送では、カンニング竹山さんがゲストで登場!  これは本当に、年配の方とか落語ファンにしかわからないと思うのだけど、昇太師匠の隣にいる竹山さんを見ていると、お亡くなりになった橘家圓蔵師匠に見えてきて、妙にワクワクしてしまうのです。さらに、はたから見ると竹山さんより昇太師匠の方が子供っぽく…、いやいや、若く見えちゃうのも面白い。  それにまた竹山さんがよく働くんだ。番組の中で、害獣退治のわなを仕掛けたり、ツリーハウスやいろりをこさえたりと、どんどん基地が出来上がっていくのです。普通、落語家だったら、ダラダラして1カ月かかりそうなことを1日でやってしまうんだからスゴイ。最後は、昇太師匠が中心となって料理作り。フルーツをいろりで温めてスイーツをこさえるのですが、これがまた実にうまそうなんですよ~。  基地、私も欲しいなあ。近所の公園に作ろうかな?(立川志らべ)

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(2020/08/04)