上海汽車が年内に欧州や東南アジアに進出、「各国の消費者が求める車を提供する」とアピール(CNS(China News Service))

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【CNS】中国自動車業界で最大の海外販売台数を誇る上海汽車集団(SAIC)の余徳(Yu De)国際営業部長は27日、同社のブランド車「モーリス・ガレージ(MG)」の海外ディーラー会議で、「私たちの車は世界中の消費者に愛される必要がある」と強調。SAICは年内に中米、欧州、東南アジアなどに進出する方針で、現地のニーズに基づいた販売戦略を展開すると語った。  新型コロナウイルスの影響を受けながら、SAICの今年上半期の海外総販売台数は13万2000台に達した。中国自動車業界の海外売上高の34%を占め、業界トップをキープした。そのうち自主ブランド車の売上高は60%近い7万9000台に上り、前年同期比で17.3%増加した。  SAICの製品とサービスは現在、世界約60か国・地域に進出している。余氏は「SAICはこの10年間、体系的かつ計画的に海外に進出した中国初の自動車会社だ」と強調。海外で研究開発センター、製造拠点、マーケティングサービスセンター、サプライチェーンセンター、金融会社を設け、「自動車業界として総合的なバリューチェーン(事業のつながり)を構築した」と自負した。こうした実績から海外の消費者のニーズを十分に満たすことができるとし、「各地の消費者が求める車を、自社ブランド車から選択して提供していく」と語った。  SAICはインターネット大手阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)と連携し、インターネットと常時接続した「コネクティッドカー」を開発し、中国の自動車業界で主導的な役割を果たしている。海外車両向けの車載ネットワークシステム「i-Smart」は、これまで30種以上の車両に採用され、7万5000人以上のユーザーに使われている。  SAICグループは8月にメキシコで「SAICメキシコ」を開業する予定。年内にはスペイン、スイス、ドイツなどの欧州諸国、そしてマレーシア、ベトナム、ミャンマーなどの東南アジア諸国にも進出する予定だ。欧州、オーストラリア、ニュージーランド、中東の消費者は近い将来、「i-Smart」を備えるSAICの新しいエネルギーモデルを体験できる。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華

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(2020/08/04)