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＜高校野球福島大会：聖光学院4－2磐城＞◇3日◇準々決勝◇県営あづま球場 磐城がミスにつけ込まれて敗れた。2－2の7回裏無死一塁で、三ゴロを一塁悪送球。小林聖外野手（3年）に勝ち越し適時打を許したところで、エース沖政宗投手（3年）が降板。代わった佐藤稜哉投手（2年）から坂本寅泰外野手（2年）がきっちり犠飛と、ワンチャンスをものにされた。沖は右ひじを押さえるシーンが見られるなど、本調子にはほど遠かったが、敵将の斎藤監督が「大人の投球」と称した投球術で強力打線をかわした。打線も聖光学院と同じ7安打を放ったが、あと1本が出なかった。 【写真】無念の表情でベンチ前に並ぶ磐城の選手たち 敗れはしたが、福島の絶対王者と互角の戦いを繰り広げた。岩間主将は「甲子園に出るチームの意地として、倒したかった。聖光さんには遠くから甲子園を目指してやってきた選手がたくさんいる。今日、自分たちに勝っても甲子園に行けない。聖光さんの思いも背負って戦い、勝たないといけない」と甲子園交流大会に気持ちを切り替えた。

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(2020/08/03)