潮だまりで生き物観察 親子で夏休み自然観察会 奄美市笠利町(南海日日新聞)

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 奄美自然体験活動推進協議会と環境省奄美野生生物保護センター主催の「夏休み子ども自然観察会」が2日、鹿児島県奄美市笠利町の用海岸であった。奄美大島の7家族22人が参加し、潮だまりの生き物観察を楽しんだ。  2020年度奄美群島国立公園奄美自然ふれあい行事の一環。参加者は2班に分かれ、奄美海洋生物研究会の興克樹さん、木元侑菜さんがそれぞれ講師を務めた。  潮だまりで発見したのは、イソアワモチやヒラムシ、ウデフリクモヒトデ、ヒメジャコガイなど。サンゴの観察では▽1998年に発生した大規模な白化現象から回復傾向にある▽海水温が高くなると体内に共生し、栄養分などを供給する褐虫藻が抜け白化する▽防波堤の役割を担うことで人々が住めるようになり、独自の文化が生まれた―などと説明があった。  参加者は講師の解説に耳を傾け、生き物に触れたり顔を近づけたりして、その生態に理解を深めていた。  家族6人で参加した小学2年生は「ヒトデがうねうねしていて面白かった。サンゴは元気に、きれいな色になってほしい。楽しかったのでまた来たい」と話していた。

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(2020/08/03)