ウニ種苗生産に挑戦 瀬戸内漁協で準備進む、奄美群島全域で放流も(南海日日新聞)

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 濃厚な甘みが特徴で、夏の味覚として親しまれてきたシラヒゲウニの資源回復に向けた取り組みが本格化している。鹿児島県奄美群島全域では、稚ウニを中間育成して放流する事業が展開され、瀬戸内漁業協同組合は卵からふ化させる種苗生産に挑戦しようと準備を進めている。  シラヒゲウニはここ数年、まったく漁獲がない状況が続いている。関係者からは「餌となる海藻の減少」「過剰な漁獲」「生態系のバランスが崩れたからでは」などの声が聞かれるが、原因は明らかになっていない。  資源回復に向けて奄美群島水産協議会は2018年、県に協力を要請。公益財団法人かごしま豊かな海づくり協会(垂水市)が生産した稚ウニ(約10ミリ)が配布され、各漁業集落で20ミリほどまで中間育成し、放流している。県大島支庁によると、19年は約2400個を放流。20年は3万個を群島全域に配布して中間育成しており、順次放流している。

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(2020/08/03)