6月の桜島の爆発受け 鹿児島市議会が監視体制強化を要望へ(MBC南日本放送)

【リンク先抜粋】
桜島の爆発や降灰対策などについて話し合う鹿児島市議会の特別委員会が3日、開かれました。この中で、今年6月の爆発で、大きな噴石が火口から3キロ離れた民家近くまで飛んでいたことが見逃されていた事態を受け、監視体制の更なる強化を気象庁に要望していくことなどが確認されました。 特別委員会では冒頭、桜島の活動状況について、爆発は今年1月から6月末までで196回で去年の4.4倍と増加していることが報告されました。 気象庁が発表する噴火警戒レベルの基準では、「大きな噴石が2.5キロ以上に飛散した場合」はレベル5に引き上げるとしていますが、6月4日に起きた爆発では、50センチから1メートルとみられる大きな噴石が、34年ぶりに火口からおよそ3キロ離れた集落近くまで飛んでいたにも関わらず、鹿児島地方気象台が見逃し、鹿児島市が把握したのは、爆発から4日後でした。 このため、特別委員会は、来年度の予算編成にむけて気象庁に対し、迅速な状況把握のため監視カメラの増設など、さらなる監視体制の強化を要望することを確認しました。 桜島では、噴火警戒レベル3の入山規制が継続中で、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。

続きはこちら

(2020/08/03)