植物の種か…突然中国から届く封筒 道内も相次ぐ どう対応? 北海道(HBCニュース)

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 身に覚えのない植物の種のようなものが、海外から自宅に送られてくる事例が全国で相次いでいます。道内でも確認されていて、植物防疫所が注意を呼びかけています。  これは先月30日、札幌に住む50代の女性の自宅に、郵便で送られてきた植物の種のようなものです。透明の袋に数十個入れられています。郵便物のラベルを見ると、発送元は中国の広東省深圳市と書かれていますが、女性は身に覚えがないといいます。  「種は頼んでいないし、しかも中国?みたいな…うちの主人からも捨てて発芽して変なものにょきにょき育ってきたらどうすると言われて、ちょっと嫌ねって思って…」(札幌の50代の女性)  恵庭に住む、こちらの女性の自宅にも届きました。  「10日くらい前です。身に覚えないし、おかしいねって…」(中島あつ子さん)  送られてきた封筒の宛先には、同居している長男の名前が。2年前に廃棄した固定電話の番号も記されていました。長男はネットショッピングで趣味のジオラマを売り買いしていましたが、中国とやり取りをした覚えはないといいます。送られてきた種のようなものは、3年前に亡くなった夫の仏壇に置いてあります。  「不用意に、植えないようにってテレビで言ってた。気持ち悪くなって、どうしよう…じゃあ亡くなった主人のところに置いておけば見張ってくれるかなと思って」(中島あつ子さん)  送られてきた種のようなものを、どう処分したらいいか?3日午後、女性は輸入された植物の検疫などを行う横浜植物防疫所札幌支所に相談の電話をしました。そこで受けたアドバイスは…  「郵便局に持っていってみてくださいと。開封もしているし、郵便局では引き取れませんと、もし言われた場合は、もう一度(防疫所に)電話くださいと」(中島あつ子さん)  こうした、種のようなものが中国から送られてくる事例は全国で相次いでいます。中国の外務省は…  「中国郵政と確認した結果、これらの郵便物の送り状は偽造であることがわかりました」(中国外務省報道官)  横浜植物防疫所札幌支所によりますと、こうした事例は、道内でも数件確認されています。植物防疫所は種のようなものを植えるなどしないよう注意を呼び掛けています。

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(2020/08/03)