世界各地で温度差も…目立つ“ノーマスク”(テレビ朝日系(ANN))
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マスクの着用については世界各国で今も温度差があるようです。モスクワで2日に開かれたマラソンイベント。約1万7000人が参加しましたが、ほとんどの参加者はマスクを着けていませんでした。
2日、ロシアで開かれたマラソンのイベント。ランナーは距離が近く息が荒くなりそうですが、マスク姿はほぼ見掛けられません。同様なイベントは、ここだけではないといいます。
参加したランナー:「約80の都市で開催されたよ」
感染者数が世界4位のロシアでは「大規模なイベント」が禁止されていますが、大丈夫なのでしょうか。
イギリス・ロンドンでは先月31日に「史上3番目の暑さ」となる37.8度を記録しました。となれば、口はむき出し。
アイスクリームの販売スタッフ:「売り上げは好調さ。ロックダウンが解除されてもデリバリーを続けているよ」
ただ、イギリスでの規制は新たな動きも。
ジョンソン首相:「ウイルスをコントロールするため、今はブレーキを踏むべきと判断します」
感染の再拡大を受け、ジョンソン首相は今月1日に予定されていたボーリング場などの再開を延期。また、一部地域で「別世帯の家の訪問」を禁止するなどしました。
規制の動きはフィリピンでも。
ドゥテルテ大統領:「アルコールが手に入らないなら…特に貧乏な人は何滴かガソリンを手に垂らせばそれで事が足りる」
こう話していたドゥテルテ大統領。4日から「マニラ首都圏」や周辺の州で「移動制限などの規制」を再び強めると発表しました。フィリピンでは感染者が10万人を超え、医療体制が逼迫(ひっぱく)しています。
香港では「大型の展示センター」が「コロナの治療施設」に変えられました。
中東でも例年と異なる光景が。イスラム教巡礼者による「悪魔に石を投げ、屈辱を与える儀式」は例年、多くの人が集まって床が見えなくなるほどですが、今年は一定の距離を保って神殿の周りを歩き、石を投げます。これを含めた対策の成果なのか、新規の感染者数はこの1カ月余り減り続けています。