清原果耶、桃井かおり演じる“星ばあ”の言葉噛み締める「しぶとくやっていきたい」(映画ナタリー)

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「宇宙でいちばんあかるい屋根」の完成披露試写会が本日8月3日に東京・新宿バルト9で行われた。 【動画】「宇宙でいちばんあかるい屋根」主題歌入り本予告(メディアギャラリー他10件) 野中ともその同名小説をもとにした「宇宙でいちばんあかるい屋根」では、悩める14歳の中学生・大石つばめと、謎の老女・星ばあが過ごすひと夏が描かれる。本日の試写会には、つばめ役の清原果耶と監督の藤井道人が出席。星ばあ役の桃井かおりはアメリカ・ロサンゼルスからリモートで参加した。 イベント開始時、ロサンゼルスが深夜2時半であったことに触れ「健気でしょ」とほほえんだ桃井。新型コロナウイルスの影響により家にいることが多いようで、「しそやオクラ、春菊を植えてます。いちいち買いに行くわけにはいかないぜベイビーって感じで、ちょっと切って使えるように……ってこんな話してて大丈夫?」と序盤から会場に笑いを巻き起こす。 清原は桃井の印象を聞かれると「一緒にお芝居をさせていただいているときに、エネルギーの濃さを感じました。前を向かなきゃって奮い立たせられるような。あとを付いて行きたくなります」と回答する。一方、桃井は「(清原は)ものすごく孤独な女優さんだなという印象。真面目で、自分が何をやるかを本気で考えているから、絶対邪魔をしちゃいけない気分に初めてなりました。ストイックに考えていて、私にもそういう時期があったからわかるんですけど、彼女が表現しようとしているものまでは見えなかった。だから、冗談抜きに私が付いて行きました」と共演を振り返った。 清原とは2019年の公開作「デイアンドナイト」でもタッグを組んだ藤井。「『デイアンドナイト』とは作品のトーンが違うから僕も緊張していたんですけど、衣装合わせの段階から提案してもらうこともあって、信頼関係を感じることができました」と力強く話した。また桃井とはSkypeで打ち合わせを重ね、実際に会ったのはクランクイン後だという。最初は緊張で足が震えていたことを明かしつつ、「『ヘイ、エブリバディ!』とみんなを盛り上げてくれました。言葉もたくさん与えてくださって、映画で使っている『つながっている』という言葉は桃井さんが提案してくれたものです」と撮影中のエピソードを語る。 主題歌である「今とあの頃の僕ら」はCoccoが作詞・作曲・プロデュースを担当し、清原が歌唱を担当した

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(2020/08/03)