【1700psのハイブリッド】ケーニグセグ・ジェメーラ 9月の英国イベントに登場(AUTOCAR JAPAN)
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ジェメーラはピュアEVモードで最高時速300km/hまで加速可能で、50kmの走行ができるという。
ケーニグセグによれば、ジェメーラは一般的なガソリンでも走行可能だが、エタノールやCO2ニュートラルなメタノールを使用した場合、「少なくともピュアEVと同等のCO2ニュートラル性を持つ」としている。
ホイールベースは3000mmで、高速走行時の安定性に貢献しているが、コーナーでの素早い立ち上がりと同時に、ドライビングダイナミクスを高めるように設計されているという。
後輪操舵機能が特徴で、高い速度域でのコントロール性向上と、小型車に匹敵する最小回転半径を実現している。
ケーニグセグがこれまでに販売してきたものとは大きく異なるクルマだが、そのスタイリングはレゲーラやアゲーラなどアイコニックなモデルからインスパイアを受けている。
例えば、フロントマスクのデザインは、ケーニグセグ最初のモデルであるCCプロトタイプと密接にリンクしている。
ラップアラウンド・ウィンドスクリーン、ショート・オーバーハング、サイドインテークといったスタイルからは、このクルマの潜在的なパフォーマンスが見え隠れしている。
ジェメーラは、フルエアバッグシステムや高度な運転支援システム、耐衝突性に優れたボディ構造などを備え、世界での販売を目指して設計されているが、生産台数はわずか300台となる。
正式な価格はまだ確定していないが、その限定的な販売体制とパフォーマンスを考えると、100万ポンド(1億3000万円)を超える可能性が高いだろう。