コロナ時代を生きる 「ステイ旅館」でサプライズ花火(静岡県)(静岡放送(SBS))
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コロナ時代を生きるです。8月1日、伊豆の国市の伊豆長岡温泉でもサプライズ花火が打ち上げられました。新しい生活様式で観光業を盛り上げようとしています。キーワードは「ステイ旅館」です。
伊豆長岡温泉街で打ち上げられたのは約2000発の花火です。
<見物客>「綺麗ですね。こんな近くで大きな音が聞こえると思いませんでした。元気が出ます。コロナも吹っ飛んでいくと思います」「(今年)初めて見ました。すごく元気が出て、旅館でこういうのが楽しめてよかったです」
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、観光業は打撃を受けています。何か新しいことに取り組もうと、地元で観光業に関わる若手がこの花火大会を企画しました。大会名は「ドドォォォン伊豆の国」です。
<伊豆の国市観光協会 望月敬太理事>「楽しいイベントをしたいけど、通常の花火大会だと三密になってしまうということでステイホーム、ステイ旅館、ステイレストランという三密を回避した新しい花火様式を考えまして」
キーワードはステイホームならぬ「ステイ旅館」です。ステイ旅館で花火が楽しめる理由は、打ち上げ場所の近さにあります。
<伊豆の国市観光協会 望月理事>「伊豆長岡の中心地で花火の打ち上げ場所を用意させてもらいました」
この更地は元々旅館だった場所で、温泉街のど真ん中です。全部で7カ所で打ち上げ、どの場所も温泉街の近くにあるため、組合に加盟するすべての旅館から花火を見ることができます。また、地元の伝統芸能も新たな様式で披露されました。
<ライブ配信>「こんばんは。オンライン芸妓のお時間がやってまいりました」
芸妓は本来は旅館や料亭のお座敷、舞台などで楽しまれてきました。新型コロナウイルスの影響で3月からほぼすべての予約がキャンセルとなりました。今回は、芸者遊びのデモンストレーションをユーチューブで配信しました。
<九美さん>「本当はそばにいてお酌とかしながらだともっと楽しんでいただけると思うんですけど、こういう形で楽しんでいただけたらよかったかなと思う」
今後は一般客にも旅館の部屋や自宅で楽しんでもらう「オンライン芸妓」を考えています。花火大会ではドローンで撮影した映像も配信し、伊豆長岡温泉の魅力を広く伝えました。
<伊豆の国市観光協会 望月理事>「多くのお客さんの歓声や拍手があって嬉しかったですし、いろいろな所から見られる