「バス=密」のイメージを覆せ!新たなバス旅行のカタチ(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 観光バス業界では、観光客の減少で苦境が続いています。集団での移動が密になってしまうのではと敬遠されがちですが、その状況を打開しようと、貸し切りバスの新たな感染対策が打ち出されています。 <井浪直人ディレクター>「静岡市内のバス会社です。本来ならこの時間すべてのバスが出払っているはずなのですが、現在稼働率は10%で、バスは残ったままになっています」  静岡市清水区でバス事業を営む丸勇交通です。 <武本弘之専務>「このバスは49席あるが、今は感染症対策で半分の25人ほどの乗車をお願いしている」  新型コロナの影響で、バスツアーや冠婚葬祭、Jリーグの観客送迎など、主力事業のニーズが激減。スクールバスや企業の送迎用など限られたシーンでは運行できていますが、売り上げは9割減ったといいます。 <武本弘之専務>「バスを使っていただく需要がない夏になっている」  本来なら売れ筋の県外ツアーはやめて、県内ツアーを企画しましたが、客足は伸びませんでした。また、これまでにない新たなプランも考えていますが、なかなかうまくいかないといいます。 <武本弘之専務>「県内のグランピングに手ぶらでいけるツアーを企画したが、ここのところキャンプ場でも新型コロナが出てしまって、ボツになってしまった」  重くのしかかるのは『バスは密になりやすい』という世間のイメージです。そのイメージを払拭するには客の数を減らすしかありませんが…。 <武本弘之専務>「(2人掛けの席に1人ずつというと、こういう感じになるということですか?)そうですね。バスの運賃は決まっているから、値下げをするわけにもいかないので、人数が減る分だけ1人あたりの単価は上がってしまう」  客数が減ることで、1人あたりの単価はどうしても2割ほど上がってしまうといいます。さらに、多くの学校が修学旅行を予定する秋の観光シーズンにも影響は出てきそうです。 <武本弘之専務>「秋に関しては一般の団体旅行が秋の行楽シーズンで例年たくさんあるが、今年は旅行の話が出ていない。今、10月11月で修学旅行の予約を受けているが、日々の感染状況を見ながらドキドキハラハラしている状況」  バスを使った旅行が避けられてしまう事態を打開しようと、県のバス協会も立ち上がりました。 <熊坂良記者>「こちらのバス会社では、まず検温を行い、その後、消毒をします。2列目から後ろ、そし

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(2020/08/03)