バレー男子代表がリモート紅白戦 高橋藍「自分のレシーブからリズムを変えて貢献することができて満足している」中垣内監督「青山繁のようだ」(バレーボールマガジン)
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バレーボール男子日本代表は2日、無観客で配信する「リモート紅白戦」を行った。
事前にチーム名を募集し、紅組が「紅ファイヤー」黒組が「漆黒ボンバー」となり、3セットマッチで2-1で紅組が勝利した。
紅組のスターティングメンバーは、石川祐希、福澤達哉、関田誠大、山内晶大、小野寺太志、西田有志、リベロ山本智大
黒組のスターティングメンバーは、高梨健太、大塚達宣、大宅真樹、大竹壱青、李博、リベロ本間隆太
なお、ミドルブロッカーは高橋健太郎選手が怪我で出場できず、3人のミドルが交互に両チームに入ってプレーした。
1セット目は競った展開だったが大竹、大塚らの攻撃が通り、黒組が先取する。
第2セットも立ち上がりは競り合う展開だったが、福澤に代わり高橋藍が入ってサーブレシーブが安定。サーブでも相手を崩すなど、最年少高橋の活躍が目立ち、石川や西田も調子を上げて紅組が取り返す。
第3セットは高橋がスタート。紅組が常時リードを保ち、2-1で勝利をあげた。
中垣内祐一監督は、「高橋藍、大塚達宣は非常によくやってくれた。高橋は(バルセロナ五輪でのチームメイトだった)青山繁を思い出させる。この1年の延期は大学生ら若い選手にとって宝物のような時間で、前向きに捉えている」とコメントした。
石川は「このような状況下でリモートとは言え、僕たちがバレーボールをできていることを皆さんにいていただけることに感謝しています」と述べた。
高橋藍は「自分のレシーブからリズムを変えて、チームの勝利に貢献することができて満足です」と笑顔だった。