京都実好監督、渦中の町田と「やれたことに感謝」(日刊スポーツ)

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<明治安田生命J2:京都1-0町田>◇第9節◇2日◇サンガS 京都サンガは3試合ぶりに勝利し、今季ホームは4戦全勝とした。通算4勝3分け2敗で5位に浮上。 0-0で迎えた後半36分、味方シュートのこぼれ球をMF金久保が詰めて右足で決勝点を挙げた。同選手は開幕9試合目で初得点。 試合前にはFC町田ゼルビアが、FW晴山に新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表。京都戦の遠征メンバーに濃厚接触者がいなかったことで、両クラブとJリーグの協議の上で試合開催となった。 京都実好礼忠監督(47)は「ウイズコロナのところで、みなさんの協力、尽力があった上で成立した試合なので、やれたことに感謝している。みなさんの協力を大事にし、戦えたことがすごくよかった」と心境を説明した。 MF庄司は「試合前に(コロナの件は)聞いていたし、試合ができることは、いろんな方が感染拡大のリスクを減らしてやってくれているので、僕たちは感謝しかない。特に動揺とかなく、しっかりできた」と振り返った。 金久保の決勝点の数分前には、得点と思われたDFバイスのヘディングシュートの場面が、MF中川のオフサイドで取り消しになった。その後、金久保の決勝点の起点になったMF中川は「チームメートのおかげ」と謙虚に話した。 実好監督は「(バイスの得点が取り消しになり)一番ショックを受けたのは僕です」と冗談をまじえながら「点を取ることは難しい。僕は(ガンバ大阪での現役時代に)1点取るのに10年かかった(=11年目にプロ初得点)。身に染みて分かっている」と独特の言い回しで、貴重な決勝点を評価した。 金久保の得点後は、負傷離脱しているDF森脇が発案した相撲パフォーマンスで会場を沸かせた。前日に森脇から選手に手本を示す動画が届いたという。本拠地全勝について「パワースポットです」と言い切った指揮官。京都がJ1復帰へ一丸となってきた。【横田和幸】

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(2020/08/02)