同人誌印刷会社を応援したい → 白紙の本『虚無』を作るユーザーが現る 「素晴らしい作品」と完売する人気に(ねとらぼ)

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 同人誌印刷会社を応援したいという思いから、『虚無』という名の中身が白紙の本を生み出すTwitterユーザーが現れ注目を集めています。これぞ同人作品……! 【一気に見る】虚無の作り方  COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響により、同人誌即売会が中止になったことで印刷受注が減り、売上が大幅減少している印刷会社。一方で作家側も、同人誌を刷って応援したいけれど、いまは頒布できるイベントもなく、締切がないとやる気もなかなか出ない……。そんな状況で、「印刷所さんに貢ぎたい」という思いと勢いで作られたのが『虚無』です。  作者は、ぽめりさん。全ページ「ほぼ白紙」ながら本の装丁にはこだわり、艶消し金の箔押し加工による表紙カバーの「虚無 -kyo mu-」の文字、また「108ページの虚無に、あなたは耐えられるか――」という謎にかっこいい言葉が書かれた帯も付いています。さらにカバー裏(本体の表紙)には特殊紙の「五感紙 荒目」を使い、多くの感情のこもった言葉とともに、“虚無”が空押し加工によって表現されています。  ちなみに『虚無』はA5/2段組の“幻想小説”であり、第一章「遭遇」、第二章「喪失」、第三章「邂逅」、終章「出立」という目次もあるようです。「目次に従って自分だけのストーリーを読み進め……いやむしろ書いてみよう!」という発想が新しい。  そんな白紙小説ですが、ネットショップのBOOTHにて340円という価格で予約販売を行ったところ、あっという間に当日中に完売。ぽめりさんに伺うと、同誌は100部作ったそうで、「正直、在庫を抱えるつもりで注文したのですが、結果的にたくさんお求め頂けて光栄でした!笑」と驚いている様子でした。  なお、「正直作れば作るほど赤字なので、再販は考えていません」とのことです。確かに凝った装丁の108ページの“メモ帳”が約300円と考えると安い……。  コメントでは「その手があったか!」「素晴らしい作品」「これは欲しい」などの声のほか、今回のある意味で趣味全開の本をきっかけに「初めて本を作ってみようと思う」といった人の声も多く寄せられたそうで、“虚無”からさまざまな“物語”が生まれるアツい展開となっています。  『虚無』の詳しい装丁や印刷会社に関してもっと知りたい方は、ぽめりさんがツイートしているので、そちらも参考にして本を作っ

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(2020/08/02)